年号集(随時更新予定)

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はじめに

 本記事では、今日までの世界について、日本史や世界史、科学史など関係なく縦断的な年表を掲載しています。また、今後歴史に関する記事を投稿した際は本記事から飛べるよう、適宜更新いたします。
※本記事は定期的に更新をし、内容の加筆を行います。更新回数が多くなることが予想される為、その都度Xにてお知らせをします。


凡例

・BCE(Before Common Era)を紀元前、CEを紀元後とした。
・Cは世紀を表す。
・●は「日本史探究」、◆は「世界史探究」の基本的な出来事(共通テストレベル)を表す。
※本年表を大学受験の勉強で活用したい人向けに、特に重要度の高いものに記号を振った。●◆の両方が付記されているものは、「歴史総合」の内容でとりわけ重要だろうと判断した出来事である。受験での優先度は低いと判断したものにはこれらの記号は付していない。


 ~ BCE 1000

700万年前 頃・サヘラントロプスの出現
450万年前・ラミダス猿人の出現
420万年前 頃・アウストラロピテクスの出現
250万年前・ホモ=ハビリスの出現
150万~35万年前 頃・火の使用がはじまる
60万年前・ハイデルベルク人の出現
20万年前・ホモ=サピエンスの出現
8.5万~6.8万年前●日本列島に人類が進出
2.2万~2万年前●港川人が出現
1.8万~1.4万年前●浜北人が出現
1.3万年前●縄文時代がはじまる(~BCE4世紀)
1万年前●最終氷期が終了したことで海面が上昇(縄文海進)し、日本列島が現在の形に
5900年前●青森県三内丸山で縄文人が生活しはじめる(~4200年前頃)
BCE 3500◆メソポタミアでシュメール人の都市国家が起こる
◆メソポタミア文明の始まり
BCE 2100 頃・ウル第三王朝にてウル・ナンム法典が制定される
BCE 1792~1750 頃◆バビロン第一王朝のハンムラビ王、ハンムラビ法典を制定
BCE 1346◆ツタンカーメン、エジプト第18王朝の王となる
BCE 1024 頃◆周の武王、牧野の戦いで殷の帝辛(紂王)に勝利、殷の滅亡
BCE 1000 頃●縄文後期に稲作が伝わり、稲作がはじまる

BCE 1001 ~ BCE 1

BCE 8C・ホメロス、『イリアス』『オデュッセイア』を著す
BCE 776◆第1回オリンピアの祭典
BCE 770◆周、鎬京から洛邑へ東遷
◆春秋時代のはじまり(~BCE 403)
BCE 753・ロムルスがローマを建国(伝説)
BCE 722・『春秋』の記述がはじまる・アッシリア、イスラエル王国を征服
BCE 621◆ドラコンの立法
BCE 594◆ソロンの改革
BCE 586◆ユダ王国が新バビロニア王国に滅ぼされる
◆バビロン捕囚(~BCE 538)
◆ユダヤ教の成立
BCE 560 頃◆ペイシストラトスの僭主政治
BCE 522 頃◆アケメネス朝ペルシアがオリエントを統一◆オリエントの世界帝国(~BCE 330年)
BCE 509◆ローマで共和制(貴族共和政)開始
BCE 508◆クレイステネスの改革
BCE 500◆ペルシア戦争(~BCE 449)
BCE 494・呉王夫差、会稽の戦いで越王勾践に勝利
◆聖山事件、ローマで護民官と平民会が設置される
BCE 490◆アテネ、マラトンの戦いでアケメネス朝に勝利
BCE 481・『春秋』の記述が終了
BCE 480◆レオニダス率いるスパルタがテルモピュライの戦いでアケメネス朝に敗北、スパルタ軍全滅、レオニダス戦死
◆テミストクレス率いるアテネがサラミスの海戦でアケメネス朝に勝利
BCE 478◆アテネを中心にデロス同盟が結成される
BCE 450 頃◆ローマで十二表法の制定
BCE 449・カリアスの和約、ペルシア戦争の終結
BCE 443◆ペリクレス時代、アテネ民主政が全盛期を迎える(~BCE 429)
BCE 431◆デロス同盟諸国とペロポネソス同盟諸国との間でペロポネソス戦争が勃発(~BCE 404)
BCE 403◆晋が韓・魏・趙に分裂、戦国時代がはじまる(~ BCE 221)
BCE 371・エパメイノンダス、レウクトラの戦いでスパルタに勝利
BCE 367◆ローマでリキニウス・セクスティウス法の制定
BCE 338◆フィリッポス2世、カイロネイアの戦いでアテネ・テーベ連合軍に勝利
BCE 334◆アレクサンドロス大王、東方遠征を開始(~BCE 324)
・グラニコス川の戦い
BCE 333◆アレクサンドロス大王、イッソスの戦いでダレイオス3世に勝利
BCE 331・アレクサンドロス大王、エジプトにアレクサンドリアを建設
◆アレクサンドロス大王、ガウガメラの戦い(アルベラの戦い)でダレイオス3世に勝利
BCE 330・アレクサンドロス大王、ペルセポリスに放火
◆ダレイオス3世、部下によって殺害されアケメネス朝ペルシア滅亡
BCE 301・イプソスの戦い、ディアドコイ戦争の終結
BCE 300 頃●九州北部と北海道に鉄器、九州北部に青銅器が伝わる、佐賀県の吉野ケ里に大規模な環濠集落が造られる(最盛期)
BCE 287◆ローマでホルテンシウス法の制定
BCE 272・タレントゥムがローマに服属、イタリア半島が統一される
BCE 264◆第1回ポエニ戦争がはじまる(~BCE 241)
BCE 248 頃・セレウコス朝からパルティア独立(BCE 238にパルティアはアルサケス朝に)(~224)
BCE 227・シチリアがローマ初の属州に
BCE 221◆秦王政(嬴政)、斉を降伏させ始皇帝として即位
BCE 218◆第2回ポエニ戦争がはじまる(~BCE 201)
BCE 216◆ハンニバル、カンナエの戦いでウァロ、パウルスに勝利
BCE 209◆陳勝・呉広の乱
・冒頓単于即位
BCE 202◆大スキピオ、ザマの戦いでハンニバルに勝利、第二次ポエニ戦争の終結
・劉邦、垓下の戦いで項羽に勝利、楚漢戦争の終結
◆劉邦が皇帝に即位、前漢がひらかれる(~8)
BCE 154◆呉楚七国の乱が勃発
BCE 141◆武帝即位
BCE 133◆グラックス兄弟の改革(~BCE 121)
BCE 108・武帝、衛氏朝鮮を滅ぼし楽浪郡を設置
BCE 107・マリウスの兵制改革
BCE 91・同盟市戦争(~BCE 88)
BCE 73◆スパルタクスの反乱が勃発(~BCE 71)
BCE 64・ポンペイウス、セレウコス朝シリアを滅ぼす
BCE 60◆カエサル、ポンペイウス、クラッススによる第1回三頭政治
BCE 58・カエサル、ガリア遠征を開始
BCE 44◆カエサル、終身独裁官に
◆カエサル、暗殺される
BCE 43◆アントニウス、オクタウィアヌス、レピドゥスによる第2回三頭政治
BCE 31◆オクタウィアヌス、アクティウムの海戦でアントニウス、クレオパトラ連合軍に勝利
BCE 30◆クレオパトラ自殺、プトレマイオス朝エジプトの滅亡
BCE 27◆オクタウィアヌス、アウグストゥスの称号を得る
◆プリンキパトゥス(元首政)開始(~284)
BCE 6~BCE 4 頃◆パレスチナ、ナザレのイエス誕生

CE 1 ~ CE 100(1C)

8◆王莽、前漢の王維を簒奪し、新を建国(~23)
9・アルミニウス、トイトブルク森の戦いでローマのウァルスに勝利
18◆赤眉の乱が勃発(~27)
25◆劉秀、光武帝として即位、洛陽を都に後漢がひらかれる(~220)
30 頃◆イエス、ゴルゴダの丘で処刑される
◆キリスト教の誕生
57●倭の奴国王、後漢に遣使し、光武帝より「漢委奴国王」の金印を授かる(『後漢書』東夷伝)
64・ローマ大火
◆ネロによるキリスト教徒迫害
65・セネカ、ネロの命を受け自殺
79・ウェスウィウス火山が噴火、ポンペイ埋没、大プリニウス被災
96◆ローマ、五賢帝時代(~180)

CE 101 ~ CE 200(2C)

105◆蔡倫が製紙法を改良、蔡侯紙を和帝に献上
107●倭国王帥升ら、後漢の安帝に生口(奴隷)160人献上
146 頃・倭国大乱の勃発(~189頃)
2C 中頃・ナーガールジュナ(龍樹)、大乗仏教理論を大成
166◆大秦国王安敦(ローマ皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスか)の使者、日南郡に来朝
◆党錮の禁が勃発
184◆太平道による黄巾の乱が勃発
200 頃・卑弥呼、邪馬台国の女王に即位
・テオティワカンで太陽のピラミッドが建設

CE 201 ~ CE 300(3C)

208◆呉の孫権と蜀の劉備が赤壁の戦いで魏の曹操に勝利
212◆カラカラ帝、アントニヌス勅令を発布
220◆後漢の献帝、帝位を曹丕に禅譲、三国時代はじまる(~280)
◆曹丕、文帝として即位、洛陽を都に魏王朝がひらかれる(~265)
221・劉備、皇帝に即位、成都を都に蜀(蜀漢)王朝がひらかれる(~263)
222・孫権、曹丕の皇帝位を承認、呉王に封ぜられる
224・アルデシール1世、ホルミズダガンの戦いでパルティア王アルタバノス4世に勝利
・アルタバノス4世、アルデシール1世に殺害される、アルサケス朝崩壊
226◆アルデシール1世、クテシフォンを都にササン朝ペルシアをひらく
229・孫権、皇帝に即位、呉王朝がひらかれる
・孫権、都を武昌から建業に遷す
235・軍人皇帝時代はじまる(~284)
239●卑弥呼、帯方郡に使者を派遣し魏に朝貢、親魏倭王の封号を授かる
248・壱与(台与)が女王に即位する
3C 中頃●古墳文化がはじまる
260◆シャープール1世、エデッサの戦いでローマ皇帝ウァレリアヌスを捕虜に
265・魏の元帝、帝位を司馬炎に禅譲
◆司馬炎、武帝として即位、洛陽を都に晋(西晋)王朝がひらかれる(~316)
266・壱与が西晋に朝貢する(これ以降、邪馬台国が歴史から姿を消す)
280◆晋の武帝により呉が滅亡、三国時代の終了
290・武帝崩御し恵帝が即位、晋王室内の争いがはじまる
293・ディオクレティアヌス帝、テトラルキアを開始
291◆八王の乱が勃発(~306)

CE 301 ~ CE 400(4C)

303◆ディオクレティアヌス帝、キリスト教徒を迫害
304・匈奴の劉淵が漢(後の趙(前趙))を建国(~329)
◆五胡十六国時代がはじまる(~439)
311・漢(後の趙(前趙))の劉聡、永嘉の乱で洛陽を攻め落とす
313・高句麗が楽浪郡を征服
◆コンスタンティヌス帝、ミラノ勅令によりキリスト教を公認
314・高句麗が帯方郡を征服
317◆司馬睿、長江南岸で晋王朝を復興、建康を都に東晋がひらかれる(~420)
320◆チャンドラグプタ1世、ガンジス川流域を統一し王に即位、パータリプトラを都にグプタ朝がひらかれる(~550年頃)
325◆コンスタンティヌス帝、ニケーア公会議を主催、アタナシウス派が正統、アリウス派が異端となる
330◆コンスタンティヌス帝、ビザンティオンの地にコンスタンティノポリス(コンスタンティノープル)を建設、遷都
4C 中頃・前方後円墳が築造されはじめる
372・高句麗に仏教伝来
・倭に百済より七支刀が贈られる(年号について諸説あり)
375・西ゴート人、フン人を避け移動を開始、ゲルマン民族の大移動がはじまる(~568)
376・西ゴート人がドナウ川越境、ローマ帝国領に侵入
381・テオドシウス帝、コンスタンティノポリス(コンスタンティノープル)公会議を主催、三位一体説が正統となる
383・前秦の苻堅、淝水の戦いで東晋に大敗
386◆鮮卑の拓跋珪、華北で魏王として自立、事実上の北魏建国(~534)
391・高句麗で広開土王(好太王)即位・倭の軍が百済・新羅の軍を破り従える
392◆テオドシウス帝、アタナシウス派キリスト教以外の祭礼の禁止、キリスト教の国教化
395◆テオドシウス帝崩御、ローマ帝国が東西に分裂
396・広開土王(好太王)、百済・倭を破る
398・拓跋珪、道武帝として即位、平城を北魏の都とする
399・東晋の法顕が長安を出発、陸路でインドへ(~402)

CE 401 ~ CE 500(5C)

402・法顕、グプタ朝のインドに到着・滞在(~411)
404・広開土王(好太王)、再び倭を破る
412・法顕、海路により帰着
413・倭国、東晋の安帝に貢物を献ずる
414・長寿王、丸都城付近に『広開土王碑』を建てる
420・東晋の恭帝、帝位を劉裕に禅譲
◆劉裕、武帝として即位、建康を都に宋(劉宋)王朝がひらかれる(~479)
◆南北朝時代はじまる(~589)
421・倭王讃、宋に遣使し武帝より爵位をうける
431◆テオドシウス2世、エフェソス公会議を主催、アタナシウス派が正統、ネストリウスはが異端となる
438・倭王珍、宋に遣使し文帝より安東将軍・倭国王に任じられる
439◆北魏の太武帝、華北を統一
443・倭王済、宋に遣使し文帝より安東将軍・倭国王に任じられる
446・北緯の太武帝、仏教を大弾圧(廃仏)、三武一宗の法難の一つ目
451・フン族のアッティラ大王、カタラウヌムの戦いで西ローマ帝国、西ゴート王国らに敗北
◆マルキアヌス、カルケドン公会議を主催、アタナシウス派の三位一体説が正統、単性説が異端となる
・倭王済、宋に遣使し文帝より使持節都督倭・新羅・任那・加羅・秦韓・慕韓六国諸軍事、安東将軍・倭国王に任じられる(この後安東大将軍に進号)
462・倭王済の世子興(後の安康天皇か)、宋に遣使し孝武帝より安東将軍・倭国王に任じられる
471・稲荷山古墳出土鉄剣に辛亥年として銘が刻まれる
476◆ゲルマン人の傭兵隊長オドアケル、西ローマ帝国皇帝ロムルス・アウグストゥルスをローマから追放、西ローマ帝国の滅亡
・オドアケル、自身をゲルマン人の王と称しイタリア領主に(~493)
478・倭王武(雄略天皇か)、宋に上表し順帝より使持節都督倭・新羅・任那・加羅・秦韓・慕韓六国諸軍事、安東大将軍倭国王に任じられる
479・宋の順帝、帝位を蕭道成に禅譲
・蕭道成、高帝として即位、建康を都に斉(蕭斉)王朝がひらかれる(~502)
481◆クローヴィスがフランク人を統一、メロヴィング朝フランク王国が建国される
484・ササン朝ペルシアの王ペーローズ、エフタルに破れ戦死
485◆北魏の孝文帝、均田制を制定
493◆東ゴート人のテオドリック、オドアケルの王国を滅ぼしラヴェンナを都に東ゴート王国を建国
494・北魏の孝文帝が漢化政策を強行、平城から洛陽に遷都
496◆クローヴィス、ランスの大司教に洗礼を受けアリウス派からアタナシウス派に改宗
500 頃・メキシコのテオティワカン文明、最盛期を迎える

CE 501 ~ CE 600(6C)

502・斉の和帝、帝位を蕭衍に禅譲
・蕭衍、武帝として即位、建康を都に梁王朝がひらかれる(~557)
507●武烈天皇、後嗣を定めずに崩御、越前国から(近江国からという説あり)男大迹王(継体天皇)が迎えられる(ここで王朝が変わったという説あり)
・西ゴート王国、トレドを都とする
512・大連の大伴金村、高句麗に領土の北半分を奪われた百済に伽耶(加羅/任那)四県を割譲
523・北魏で六鎮の乱が勃発
527・ユスティニアヌス、東ローマ帝国の皇帝に即位
●筑紫君磐井により磐井の乱が勃発
528●物部麁鹿火、磐井の乱を鎮圧
529・ユスティニアヌス、アテネのアカデメイアを閉鎖
・ベネディクトゥスがモンテ=カシノに修道院を設立、ベネディクト修道会の創立
532・東ローマ帝国でニカの乱が勃発、ハギア=ソフィア聖堂焼失
533・東ローマ帝国のベサリウス、ユスティニアヌスの命を受けヴァンダル王国を征服
534・ヴァンダル王国滅亡
・北魏の高歓、孝静帝を擁立し、鄴を都に東魏を興す
・フランク王国、ブルグンド王国を征服、ガリア統一
535・北魏の宇文泰、孝武帝を立て、長安を都に西魏を興す
537・ユスティニアヌス、コンスタンティノープルにハギア=ソフィア聖堂を再建
538●百済の聖明王、欽明天皇に仏教を公伝(『上宮聖徳法王帝説』『元興寺縁起』より)
550・東魏の孝静帝、帝位を高洋に禅譲
・高洋、文宣帝として即位、北斉がひらかれる(~577)
550 頃・エフタル、インドへ侵入、グプタ朝が滅亡
552◆突厥、柔然を破って独立、建国
●仏教をめぐり崇仏論争がおこる
●百済の聖明王、欽明天皇に仏教を公伝(『日本書紀』より)
555◆ユスティニアヌス、東ゴート王国を滅しイタリア半島の支配を回復
556・宇文泰の嫡長子宇文覚、周公に封ぜられる
557・西魏の恭帝、帝位を宇文覚に禅譲、北周がひらかれる
・梁の敬帝、帝位を陳霸先に禅譲
・陳霸先、武帝として即位、建康を都に陳王朝がひらかれる(~589)
562●新羅、伽耶諸国を征服
568・アルボイン王に率いられたランゴバルド人が北イタリアに侵入、パヴィアを都にランゴバルド王国(ロンバルド王国)が建国される
・ゲルマン人の大移動の終了
581◆北周の静帝、帝位を外戚の楊堅に禅譲、大興城を都に隋がひらかれる
587●蘇我馬子が厩戸皇子(聖徳太子)らと物部守屋を滅ぼす
589◆隋の文帝、陳を滅ぼし中華統一
592●崇峻天皇、蘇我馬子に殺害される
593●崇峻天皇の皇太后、天皇に即位(推古天皇)(初の女帝)
●厩戸皇子、皇太子となり、蘇我馬子と共に摂政に
596●蘇我馬子、蘇我氏の氏寺である飛鳥寺を建立
600・倭王阿毎多利思比孤、隋に遣使

CE 1801 ~ CE 1900(19C)

1879・琉球処分、琉球藩を廃止し沖縄県設置
1880◆英、アフガン王国を保護国化
・トランスヴァール独立戦争(第一次ブール戦争)勃発
・国会期成同盟結成
●日、集会条例公布
1881・フェルディナン・ド・レセップス、パナマ運河起工
◆清とロシア帝国、イリ条約(ペテルブルク条約)締結
◆アレクサンドル2世暗殺され、アレクサンドル3世即位
◆フランスがチュニジアを保護国化
◆マフディーの反乱勃発
◆オーストリア=ハンガリー帝国、セルビアを保護国化
●開拓使官有物払下げ事件発生、明治十四年の政変
◆エジプト、ウラービー革命勃発
●大蔵卿松方正義、デフレ財政開始
1882・ロベルト・コッホ、結核菌を発見
●大隈重信ら、立憲改進党を結成
◆三国同盟(独墺伊三国同盟)成立
◆壬午軍乱(壬午事変)発生、大院君失脚
・福島事件発生
1883◆フエ(ユエ)条約(アルマン条約)締結
◆バネルジーら、全インド国民協議会を組織
1884◆ロンドンでフェビアン協会設立
◆第二次フエ(ユエ)条約(パトノートル条約)締結、仏がベトナム保護国化
・国際子午線会議、本初子午線がグリニッジ子午線に決定
●自由党解党式実施
●秩父事件勃発
◆ベルリン会議開催
◆金玉均ら独立党(急進開化派)により甲申政変(甲申事変)勃発
◆英、第3回選挙法改正、選挙権が拡大
・スヴァンテ・アレニウス、酸と塩基の定義を提唱(アレニウスの定義)
1885◆清仏戦争の天津条約調印
●太政官制度廃止、内閣制度創設
●伊藤博文、初代内閣総理大臣に就任
◆第1回インド国民会議ボンベイ大会開催、国民会議派結成
・クレメンス・ヴィンクラー、アージロード鉱からエカケイ素に当たる元素発見、ゲルマニウムと命名
・カール・ヴェルスバッハ、ジジミウムから2元素を分離、プラセオジム、ネオジムと命名
・日本、メートル条約に加盟
1886・ビルマ王ティーボー、第三次英緬戦争で英に降伏
◆英、ビルマを英領インドに編入
・チャールズ・マーティン・ホール、ポール・エルー、それぞれ独自にアルミニウムの精錬方法を開発、ホール・エルー法
●大同団結運動開始
●ノルマントン号事件発生
◆アメリカ労働総同盟(AFL)結成
1887・中江兆民、『三酔人経綸問答』刊行
◆独露再保障条約締結
・ルドヴィコ・ザメンホフ、初のエスペラント文法書『Unua Libro』を出版
・アルバート・マイケルソン、エドワード・モーリー、エーテルの存在を反証、マイケルソン・モーリーの実験
●保安条例公布、即日実行
◆フランス領インドシナ連邦成立
1888●日、市制・町村制公布
●日、天皇の最高諮問機関として枢密院設置
◆独、ヴィルヘルム2世即位
・ハインリヒ・ヘルツ、電磁波の存在を実験で確認
・ヴィルヘルム・ハルヴァックス、光電効果を発見
1889●大日本帝国憲法、旧皇室典範、衆議院議員選挙法の公布
・パリで第2インターナショナルが成立
◆ブーランジェ事件
1890◆ヴィルヘルム2世、宰相ビスマルクを解任
●日、第一回衆議院議員総選挙
●日、立憲自由党結成
1891・大津事件発生
1892・品川弥二郎内相、第2回衆議院議員総選挙で選挙干渉
1893・ルドルフ・ディーゼル、ディーゼルエンジンの特許を取得
・長井長義、エフェドリンからメタンフェタミンの単離に成功
1894◆露仏同盟締結
・金玉均、上海にて閔妃の刺客に暗殺される
●◆李氏朝鮮で甲午農民戦争(東学党の乱)勃発
・日英通商航海条約調印
●◆日清戦争勃発(~1895年)
◆仏、ドレフュス事件
1895●◆日清戦争の講和条約、下関条約締結
●独仏露による、日本への三国干渉が行われる
・レントゲン、X線を発見、命名
◆英領マレー連合州成立
1896・アンリ・ベクレル、放射線および放射能を発見
・イタリア軍、第一次エチオピア戦争のアドワの戦いでエチオピア軍に大敗
1897・J・J・トムソン、陰極線の質量を測定、電子の発見
●◆李氏朝鮮、国号を大韓帝国に(~1910)
●日、貨幣法により金本位制に
●日、官営八幡製鉄所着工
1898・エミール・ゾラ、『私は弾劾する!』を新聞「オーロール」に発表
◆米西戦争開戦(同年停戦)
◆戊戌の変法運動が起こるも戊戌の政変により失敗
●日、憲政党による初の政党内閣である第1次大隈重信内閣(隈板内閣)が成立
◆ファショダ事件勃発
・ピエール・キュリー、マリー・キュリー夫妻、ラジウム発見を発表
・アーネスト・ラザフォード、天然ウランから二種類の放射線(α線とβ線)を発見
1899●日英通商航海条約発効、日本に不平等な条約が改正
◆仏領インドシナにラオス編入
◆米国務長官ジョン=ヘイ、主要国に門戸開放通牒を送付(門戸開放宣言)
・第二次ブール(ボーア)戦争開戦
・ダフィット・ヒルベルト、『幾何学の基礎』出版
1900●◆白蓮教系集団の義和団、北京に集結し蜂起、「扶清滅洋」をスローガンに義和団事件(北清事変)勃発
◆英、労働代表委員会(後の労働党)発足
●日、立憲政友会結成
・マックス・プランク、プランクの法則を発見、エネルギー量子仮説を提唱
・ポール・ヴィラール、ウランから放射線(後にこれはγ線と判明)を発見
・高峰譲吉ら、ウシの副腎から世界で初めてアドレナリンを結晶化

(続く)

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